歌詞部屋

自分用poem log

なにも感じないんだ 月を見上げて 花を見過ごして

なにも感じないんだ
月を見上げて
花を見過ごして
あなたの横顔の美しさ
人の営み
月並みの世間話
なにも感じないんだ

美学も科学もよくわからないから
疑ってみた
痛みだけは流れて
怒りだけはドス黒く
足元に流れていた

足元を流れる川

取るに足らないバカ上司
バカ同僚
何の足しになるんだろう
飲み食いを散らかして
私服を肥やす小さな事務所の俺たち極道
所詮は小物

すべてに飽きたメフィストたちが
暴れ回ってる
所詮小物の芸術きどり
消費するしか脳がないから
怒りに値段をつけて
偉そうにできる豊かな社会だから

クソイカの家庭
家畜以下の扱い
そんななかやっていかなきゃならないんだ 自殺するやつの正直さに比べたら
嘘偽りに鶏みたいに脳なしに
生きていくのはチキンだ

なにも感じないんだ
無関心な話をきかせてくれ
花火を見上げて
夜景を見て
どこに美しさがあるのか
すべては恐怖だ
荘厳な滝
蒼穹の空
たんに怖いだけだ

ホリデーシーズン
正月にもクリスマスにも
右手に怒りを握りしめて
寒空を歩いていた