歌詞部屋

自分用poem log


15人の兵の前で
ギターを演奏したとき
あいつらは去っていく

将校に
神経症の治し方を
教えて
出口に向かったんだ

避けられない日々が長く続いたね
幸せも不幸も持続性はない
人は世界は終わりだと言うから


最後まで霧の中を歩くんだ
光なきうちに歩め
希望は見出す必要があるのか

だれもが前向きなら世界はとっくに
明るいだろう?
廃屋と血みどろの足場に
金が転がって
赤子は泣いて
女は叫んでいるのに
島国ではなにもかも閉ざされたままだ

いつわり
いつわりのヒューマニズム
彼は座りながら空を飛んで
呪文を唱えた
新しい主義の裏で
どれだけの人が去って行くと思う
想像力を欠いた原始人が
21世紀を歩いていたら
ぼくたちはどれだけの涙が出てくるというか

死者は泣いている
いつになったら止めるんだ
いつなったら諦めるんだ
とりあえず今日はもう少し歩いてみるよ
霧の中を 雨の景色 空の青
心の空白を超えて
人の力をみくびらないで
災厄も最高も常にチェスの盤面みたいに扱う為政者が
台風さえ生み出しかねない
人の力をみくびらないで
霧の中を歩くんだ 歩くんだ